イラン革命防衛隊海軍、違法な石油移送船4隻炎上・3隻が機雷接触

  • イラン革命防衛隊海軍、違法な石油移送船4隻が炎上し、別の3隻が機雷に接触したと発表
  • ペルシャ湾北部で4隻が炎上、ホルムズ海峡西側で3隻が機雷に衝突
  • フーシ派の攻撃で水曜日、サウジアラビアで3人が死亡し、8人が負傷

イラン革命防衛隊海軍は、水曜日に同軍が追跡していた違法な石油移送に関与する船舶4隻が、ペルシャ湾北部で同時に攻撃を受けて炎上したと明らかにした。一方、別の3隻はホルムズ海峡西側で機雷に衝突した。革命防衛隊は、米軍による挑発行為が続けば、地域の基地に対してより広範な対応に出る可能性があると警告した。サウジアラビアでのフーシ派による追加攻撃を受け、より広範なエスカレーションと中東からの供給混乱拡大への懸念が強まり、木曜日の原油価格は1バレル当たり1ドル超上昇した。ブレント原油は1.93ドル(1.77%)高の110.75ドル、米国のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は1.43ドル(1.47%)高の98.58ドルとなった。いずれも協定世界時(GMT)04時42分時点。フーシ派の攻撃では、ダンマームの民間空港で少なくとも1人が死亡し、8人が負傷したほか、サウジアラビアの油田へのドローン攻撃で2人が死亡した。米国は、地域内の複数の追加派遣先から家族を退避させる計画だった。先の報道では、攻撃対象はサウジアラムコのシャイバ油田とされ、サウジアラビア国内の派遣先から緊急性のない政府職員と一部の家族に退避命令が出されたと伝えられていた。Kplerによると、2週間で少なくとも18件の攻撃が記録された。LSEGのアナリストは、タンカーへの攻撃対象がホルムズ海峡を越え、オマーン湾にまで広がったと指摘した。米国の原油在庫は306万バレル減の4億1250万バレルとなった一方、留出油在庫は168万バレル増の1億430万バレルとなった。イランとウクライナでの戦争を背景にディーゼル価格が上昇し、供給不足が進むなか、トランプ大統領は100万バレル規模の緊急暖房油備蓄の約3分の1を融資する方針を示した。前回の市場スナップショットでは、金も売り圧力を受けており、XAU/USDは0.6%安の1オンス当たり4115.72ドル、米金先物は0.4%安の4132.22ドルとなっていた。10月27~28日の米連邦準備制度理事会(FRB)会合を控え、米国債利回りの上昇が無利息資産である金の重しとなった。市場では翌週にFRB、欧州中央銀行、日本銀行が金利を据え置くと見込まれていたが、12月の米利上げの可能性はなお織り込まれていた。これとは別に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナでの戦争終結に向けた協議のため、サンクトペテルブルクで米特使のスティーブ・ウィトコフ氏を迎えた。ロシア大統領府(クレムリン)は、プーチン氏が早ければ来月にも米国の仲介によるウクライナとの和平協議を再開することで合意したと明らかにした。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、できるだけ早期の交渉開始を支持すると述べた。

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