Circle、XRP LedgerにネイティブUSDCを導入

XRP LedgerへのUSDC統合はクロスチェーン送金と流動性を強化し、規制の厳格化の中でのステーブルコイン採用の拡大を反映している。

XRP

要約

CircleのUSDCステーブルコインが正式にXRP Ledgerに導入され、ユーザーはXRPをクロスチェーン送金のブリッジ通貨として利用できるようになった。この統合は、米国の規制当局がステーブルコインに対する関心を高める中で行われ、現在の市場資本は2370億ドルを超えている。RippleはXRPを重要な流動性ブリッジとして位置づけることを目指しており、ドルペッグおよび金担保のステーブルコインに関する議論が激化している。

用語解説
  • USDC: Circleが発行する規制されたステーブルコインで、米ドルにペッグされており、デジタル取引を促進する。
  • XRP Ledger (XRPL): 迅速かつ低コストの取引のために設計された分散型ブロックチェーンで、主に国境を越えた送金に使用される。
  • ステーブルコイン: 法定通貨や商品などの準備資産にペッグされて安定した価値を維持するよう設計された仮想通貨の一種。