攻撃者はハッキングでバイナンスのホットウォレットから2億3346万XRP(約2億9600万ドル相当)を引き出した。この攻撃について、ブロックチェーンの調査担当者は、北朝鮮のサイバー攻撃集団「トレーダートレイター」(別名ラザルス)との関連を指摘している。XRP Ledgerのネイティブトークンはプロトコルレベルで強制的に凍結できないため、送金を直接取り消すことはできない。リップルのジャック・マクドナルド上級副社長は、盗まれたリップルUSD(RLUSD)の移動を検知し、攻撃者のアドレスをブロックしたと明らかにした。バイナンスの共同創業者であるイー・ホー氏は、リップルが約2億ドル相当のRLUSDを凍結したことに謝意を示した。事件全体の被害額は10のブロックチェーンネットワークで63億ドルから63億6000万ドルに上るとされ、バイナンスと提携先が約30億ドルを凍結した。これに先立つ報道では、バイナンスのホットウォレットから28億ドルが流出し、リップルが4050万RLUSD、ワールド・リバティ・ファイナンシャルが2780万USD1を凍結したとされており、報告された総額には食い違いが生じている。リップルの元最高技術責任者(CTO)でXRP Ledgerの開発者でもあるデービッド・シュワルツ氏は、ステラに言及する皮肉で事件を揶揄し、自身のバイナンス口座に517XLMが入金されたと冗談を述べた。