フィリピンの9月の貿易赤字は、輸入が25.7%増の過去最高となる150億ドルに膨らんだことを受け、前年同月の47億ドルから52億ドルに拡大した。電子製品の輸入は87.4%急増し、半導体が144%増とけん引した。鉱物性燃料・潤滑油、穀物・穀物調製品、通信機器の輸入も増加した。輸入相手国では韓国が26.1%を占め、中国、インドネシア、日本が続いた。輸出は世界的なエレクトロニクス需要とペソ安に支えられ、35.6%増の過去最高となる98億7000万ドルに達した。前年同月比では約36%増となる。この伸び率は過去5年で最大で、ブルームバーグが集計したデータによると、2021年4月以来の大きさとなった。電子製品は輸出全体の70.1%を占め、半導体や事務機器にけん引されて71.9%増加した。輸出先では米国が最大となった。1-9月の貿易赤字は、前年同期の376億ドルから472億ドルに拡大した。別の先行報道では、9月の輸出増加を2010年9月以来最大としており、最新の2021年4月以来という基準とは異なる歴史的な比較が示されている。