鴻海科技集団(フォックスコン、TWSE: 2317、2317.TW)は台北で開催した第7回年次イベント「Hon Hai Tech Day 2026(HHTD26)」で、電気自動車(EV)のリファレンス設計3モデルを発表し、ラインアップを12モデルに拡充した。MODEL A+は成長が続くBセグメントを狙うプレミアム志向のSUVで、MODEL K+は日本のシティポップ文化に着想を得た手頃な価格のネオ・アーバンデザインで若年層をターゲットとする。MODEL Kはラストマイルサービスなど、専門的なモビリティ用途向けの小型商用軽トラックである。各車両はフォックスコンの受託設計・製造サービス(CDMS)に対応しており、自動車メーカーのパートナーに柔軟なプラットフォームを提供することで、開発期間やコスト、技術へのアクセスに関する障壁の低減を目指す。HHTD26では、AIコンピューティング、製造、ロボット、電動モビリティ、スマート技術にまたがる321の展示も行われた。展示の4分の1を占めた「Token Factory」ゾーンでは、NVIDIA Vera Rubinのインフラ、先進的な電源・冷却システム、コパッケージド・オプティクス、高速データ、800 VDC電力配電システムなどが紹介された。フォックスコンの電動モビリティ展示では、材料からセル、バッテリーパック、バッテリー管理システムまでの電池開発に加え、車両の電気・電子アーキテクチャー、電動二輪・三輪車向けパワートレインを取り上げた。右ハンドル仕様のMODEL BはCDMSの協業を実演し、ホンダR&Dと三菱電機モビリティもそれぞれ電動モビリティ関連の開発を紹介した。