フランスの国内総生産(GDP)は2026年第3四半期、前期比0.1%減となった。第2四半期は横ばいで、市場予想の0.3%成長を下回った。国立統計経済研究所(INSEE)は、主に海外貿易の低迷が減少の要因だと説明した。輸出は1.7%減少し、輸送機器の出荷が9.1%減、農産物の輸出が7%減となったことが響いた。純輸出は成長率を0.6ポイント押し下げた。投資は0.6%減、製造業生産は1.4%減、建設生産は0.4%減となった。家計消費は0.4%増に加速し、行政消費は0.3%増加、在庫は成長率を0.4ポイント押し上げた。今回の統計を受け、3年ぶりの高水準に近いインフレ率、世界的な借り入れコストの上昇、激しい抗議活動、企業・消費者心理の低迷、フランスの予算と財政状況を巡る不透明感が、さらなる圧力となっている。スペイン経済は0.6%成長した一方、ユーロ圏21カ国の経済は0.2%成長すると予想されていた。