スイス国立銀行(SNB)は2026年7〜9月期に191億スイスフラン(233億ドル)の利益を計上し、1〜9月期の利益は442億スイスフランとなった。7〜9月期は外国為替ポジションが141億5000万ドル、金保有が92億7000万ドルをそれぞれ利益に寄与した。1〜9月期は、ドル、ユーロ、円、ポンドがスイスフランに対して上昇したことで、外国為替ポジションが432億5000万スイスフラン(527億ドル)の純利益を生み出した。株式投資では237億スイスフランの評価益が発生し、金保有は12億スイスフラン(14億6000万ドル)を押し上げた。これらの利益が、利付証券で生じた225億8000万スイスフランの損失を相殺した。7〜9月期の利益は、金準備の収益がより大きかった前年同期の340億4000万ドルを下回った。9月30日時点の総資産は9458億3000万スイスフランに達した。SNBは第2四半期にスイス連邦と州へ40億スイスフランを分配し、為替準備向け引当金は1400億8000万スイスフランとなった。年末の分配は通期業績と適用される分配規則次第であり、今回の数値は未監査で、金、外国為替、資本市場の動向に左右される。