ナットウエストが発表した第3四半期の営業税引前利益は22億3000万ポンドと、前年同期比1.9%増加し、アナリスト予想の22億ポンドを上回った。イーブリン・パートナーズ買収後の収入増加と預金マージンの拡大が増益を支えた。英大手銀行ナットウエストは、預金獲得競争と経済見通しの悪化が重しとなるなか、通期目標を据え置いた。四半期中には融資、預金、運用資産が増加し、イーブリン・パートナーズ買収後にはウェルス資産も10億ポンド増えた。年初来の経費収益比率は45.7%に改善した。人員削減と人工知能(AI)への投資を進めるなか、約4億2000万ポンドの総コスト削減が改善を支えた。ジェフリーズのアナリスト、ジョナサン・ピアース氏は、マージン圧力が強まるなか、英銀が利息収入の伸びに対する投資家の期待を引き下げていると指摘した。