アストラゼネカの7〜9月期の税引き後利益は前年同期比23%増の31.2億ドルとなった。売上高は7%増の162.1億ドル、1株当たりコア利益は市場予想の2.59ドルを上回る2.79ドルだった。がん領域の売上高は17%増の77.65億ドルで、製品売上高の48%を占めた。タグリッソ、イミフィンジ、カルクエンス、エンハーツがけん引した。がん、呼吸器・免疫、希少疾患の成長が、ファルシーガとブリリンタの独占販売期間終了や中国の出来高連動型調達制度に伴う減収を補った。アストラゼネカは「持続的成長に向けた再構築」プログラムを開始した。1回限りの事業再編費用として最大20億ドルを計上する可能性がある一方、事業と医薬品開発パイプラインへの再投資に向け、年間ベースで税引き前15億ドルの効果創出を目指す。2026年については、売上高が1桁台半ばから後半、コア1株利益が10%台前半の伸びとなるとの見通しを再確認した。2030年の年間売上高800億ドルという目標に向けても、計画通り進んでいる。発表時点の株価は5.28%高の183.60ドルだった。