スペイン経済は2026年第3四半期に前期比0.6%拡大した。国立統計局の速報値によると、第2四半期の0.7%から減速した。GDPは前年比2.7%成長し、フルタイム換算雇用は前期比0.2%、前年同期比1.6%増加した。家計消費は0.6%増、公的支出は0.9%増、固定投資は0.1%増となった。輸出は1.3%増加し、1.1%増の輸入を上回った。鉱工業生産とサービス業はいずれも0.7%拡大し、建設業はおおむね横ばいだった。年間の消費者インフレ率は10月に4.9%となり、9月と同じ水準を維持した。消費者物価は前月比0.6%上昇した。未加工食品とエネルギーを除くコアインフレ率は前年比3.1%となり、前月比では0.5%上昇した。スペイン中央銀行は2026年の成長率予測を2.6%に据え置き、2027年は2.2%の成長を見込んでいる。インフレや地政学的緊張、国債利回りの上昇が続く中、個人消費と輸出が景気を支えると予想している。