サムスン電子は、中国のパネルメーカーTCLチャイナスター・オプトエレクトロニクス・テクノロジー(TCL CSOT)の株式10.16%を、1兆2718億ウォン(約10億ドル)でサムスンディスプレイから全株取得する。サムスン電子の取締役会は10月29日に取引を承認し、同社は10月30日に決定を公表した。今回の店頭取引は、主要LCD供給会社との戦略的協力を強化し、サムスンのテレビ事業向けパネル調達を支えることを目的とする。サムスンディスプレイはLCD事業から撤退し、OLEDを軸に事業を再編しているため、保有株を維持する戦略的必要性が低下していた。これまでの報道では取引額を約9億5000万ドル、または8億9300万ドルとしており、ドル換算の違いを反映している。既存の記録によると、サムスンディスプレイは蘇州のLCD工場をCSOTに売却した際、8758億ウォンでこの株式を取得し、3960億ウォン、約45%の利益を計上した。新たな記述では、この取得時期を2021年としており、従来の2020年という時期とは異なる。これとは別に、サムスン電子は創立57周年を迎え、全永鉉副会長と盧泰文社長が従業員に対し、技術力と品質面での優位性を取り戻し、人工知能(AI)能力の強化を加速するよう促した。