北朝鮮のハッキンググループは作戦全般で人工知能(AI)を幅広く導入しており、Microsoftの脅威インテリジェンスチームは全体的なAI導入度を高いと評価した。Jade Sleet、Coral Sleet、Jasper Sleetは、キャンペーンのあらゆる段階にAIを組み込んでいる。Jade Sleetは1週間以内に3つのフロント企業を通じ、採用を装った攻撃を実施した。一方、Onyx Sleetは8月と9月に、カスタマイズしたPDFのおとりファイルを100件超作成した。Coral Sleetについては、AI開発プラットフォームを使い、非公開GitHubリポジトリにトロイの木馬を仕込んだ疑いがある。10月下旬からは、Onyx SleetとPearl Sleetもオープンソースのエージェント型AI侵入テストフレームワーク「ARTEX」の利用を始めた。攻撃は仮想通貨や関連資産を標的とすることが多いが、Microsoftは、活動はなお人が指揮しており、作戦が完全に自律化したわけではないと評価した。