Triskell Softwareは、プロジェクト・ポートフォリオ管理(PPM)と戦略的ポートフォリオ管理(SPM)全体のAI機能を拡充したTriskell 2026 SP2を投入した。今回のリリースは、ポートフォリオ分析、タスクの自動化、リソース最適化、プロジェクトデータとの自然言語による対話に対応する。AIアシスタントは、概要やグラフの作成、キャパシティー制約の特定、プロジェクトオブジェクトの作成、タイムシートの更新、SQLクエリの生成、ビジネスルールの設定、コンテンツの翻訳や要約を実行できる。今回のアップデートでは、外部システムとAIアプリケーションを接続するオープン標準「モデル・コンテキスト・プロトコル(MCP)」に基づくTriskell MCPサーバーも導入した。互換性のあるアシスタントは、会話型インターフェースを通じてプロジェクト情報を照会し、ポートフォリオを分析するとともに、オブジェクトの作成や作業時間の記録などを実行できる。Triskellは、検索拡張生成(RAG)を用いたAIナレッジベース、業務固有の指示や分析に対応するカスタムAIスキル、外部モデルと共有する情報から機密性の高い属性を除外できるデータセキュリティー管理機能も追加した。顧客は、Triskellに統合されたOpenAIのプロバイダーに加え、Anthropic、Google Gemini、Mistralなどの互換プロバイダーを選択できる。アンヘル・ガルシア最高経営責任者(CEO)は、これらのツールは反復作業を減らし、ユーザーが分析や価値創出につながる意思決定により多くの時間を充てられるようにするものだと説明した。また、MCPサーバーによって、従来のインターフェースの外部からもTriskellの情報にアクセスできるようになるとした。