英国企業は今後1年間の賃金上昇率をおよそ3.5%と予想している。英中銀が別途実施した調査では、現在の賃金動向からほとんど変化がないことが示された。意思決定者パネルでは、企業が今後1年間の賃金上昇率を3.4%と見込んでおり、前回調査から変わらなかった。英中銀のエージェントによる企業景況報告では、2027年の平均賃金妥結率を約3.6%と予想している。今年と同程度だが、前回予想をわずかに上回る水準である。低調な労働市場の状況が賃金圧力を抑え、インフレから賃金妥結への波及も弱めている。ただ、予想される上昇ペースは、より広範なインフレ圧力を注視する政策当局にとって依然として懸念材料である。