LSEGリッパーのデータによると、世界の株式ファンドには10月28日までの1週間に101億9000万ドルが流入し、純購入は6週連続となった。流入額は前週の250億6000万ドルから減少した。投資家は、AIインフラを大規模に運営する企業であるAIハイパースケーラーのアルファベット、マイクロソフト、アマゾンの決算を前に、AI関連取引にやや慎重な姿勢を示した。韓国のSKハイニックスが過去最高の四半期利益を計上したことを受け、AI・半導体株が反発し、テクノロジー関連とアジアのファンドへの需要を支えた。アジア株ファンドには99億ドル、欧州株ファンドには45億4000万ドルが流入した一方、米国株ファンドからは66億5000万ドルが純流出した。テクノロジー関連ファンドには55億ドル、資本財・産業関連ファンドには4億800万ドルが流入し、公益事業ファンドからは9億2800万ドルが流出した。世界の債券ファンドへの流入額は6週ぶりの低水準となる27億2000万ドルに減少した。短期債券ファンドからは26億7000万ドルが流出した一方、政府債券ファンドと社債ファンドにはそれぞれ26億2000万ドル、10億1000万ドルが流入した。短期で流動性の高い金融商品に投資するマネーマーケット・ファンドからは385億ドルが流出し、前週の169億5000万ドルの流入から反転した。投資家は金やその他の貴金属ファンドからも15億1000万ドルを引き揚げた一方、エネルギーファンドには1億7700万ドルが流入した。新興国の2万9184ファンド全体では、株式ファンドへの流入が22億ドルとなり、3週連続で流入した。一方、債券ファンドからは18億5000万ドルが流出し、9月30日以来最大の週間流出額となった。