米国の現物型XRP上場投資信託(ETF)には、累計で約18.1億ドルの純流入があった。一方、XRPがファンドの推計平均取得価格を下回って取引されるなか、投資家の推定含み損は4億8900万ドル近くに達している。CryptoETF Todayの最新データによると、平均取得価格はXRP1枚当たり1.72ドル。10月30日の約1.24ドルと比較すると、推定含み損は4億8870万ドルで、推計取得価格を27.6%下回る水準となった。追跡対象の5ファンドは、10億XRP超と約14.2億ドルの資産を保有している。推定不足額が最も大きいのはカナリー・キャピタルのXRPCで1億7930万ドル。ビットワイズが1億4160万ドル、フランクリン・テンプルトンのXRPZが1億3160万ドルで続く。グレースケールのGXRPは3570万ドルの下落、21シェアーズのTOXRは約45万9000ドルの損失と推定されている。これらの推計は、公式な投資家の損益開示ではなく、過去のファンド設定・償還とXRP価格から再構築したもので、株主ごとの購入価格の違いや機関投資家によるヘッジは考慮していない。推定損失は10月20日の約3億7500万ドルから増加し、10日間で約1億1300万ドル拡大した。ファンドへの資金流入も鈍化しており、1日当たりの購入額は10月14日までに約74万ドルへ減少した。10月30日には5ファンドのうち2ファンドしか報告していない段階で、速報値として70万ドルの流出が記録された。XRPが推計平均取得価格の1.72ドルに戻るには、1.24ドルから約39%上昇する必要がある。ただし、この水準が必ずしもテクニカル上の抵抗線や売却目標を意味するわけではない。以前の届け出では、ゴールドマン・サックスが約8700万ドルのエクスポージャーを持つ主要なXRP ETF保有者として報告されていた。ただ、仮想通貨市場全体で売りが広がる局面では、機関投資家の保有が値上がりを保証するわけではない。