LG CNSは、インドネシアのシナルマス・グループと韓国投資リアルアセット・マネジメントの合弁会社KMG向けに、ジャカルタで30MWのハイパースケールAIデータセンターを完成させた。施設は完成前に全容量分の顧客を確保しており、400MWまで拡張できる設計である。LG CNSが海外でのAIインフラ事業を拡大する中核拠点となる。第1期は空冷方式を採用し、後期には液冷システムを導入する計画で、ラック当たり300kWを超える高密度環境に対応する。プロジェクトでは、LG CNSの設計・建設・運用能力に加え、LG電子の冷却システムとLGエナジーソリューションの電池を組み合わせる。これとは別に、サムスンSDSは韓国・慶尚北道亀尾市の約1万4000坪の敷地でAIデータセンターの建設を開始した。同センターは当初60MWで稼働し、120MWまで拡張できる。2028年末の完成を目指す。サムスンSDSは、空冷と水冷を組み合わせたハイブリッド冷却方式、自社によるGPU運用、コロケーションサービス、系列会社のロボット化事業への対応を計画している。亀尾プロジェクトは、サムスンの60兆ウォン規模の嶺南投資計画が目に見える形で実現した初の成果となる。一方、LG CNSはジャカルタを拠点に、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、日本への事業拡大を目指す。