ベンチャー・グローバルは10月31日、ルイジアナ州にあるプラクミンズLNG輸出施設の第1期について、商業運転を開始したと発表した。2022年5月の最終投資決定から53カ月余りでの開始となる。第1期の設計生産能力は年産約1330万トンで、132億ドルの融資パッケージを活用して建設された。シェルは11月1日、長期売買契約に基づく初のLNGカーゴを受け取った。プラクミンズは2024年12月にLNGの生産・輸出を開始したが、長期契約に基づく引き渡しではなく、試運転段階のカーゴをスポット市場で販売していた。欧州とアジアではLNG価格が高水準にあり、供給混乱も続いているため、買い手は価格の低い米国産LNGの長期供給契約から恩恵を受ける可能性がある。今回の節目は、ベンチャー・グローバルのカルカシュー・パス施設で、契約に基づく供給を巡り顧客と過去に対立したことを踏まえても重要な意味を持つ。第2期は2027年半ばに長期契約に基づく引き渡しを開始する見通しで、プラクミンズの2期を合わせた設計能力は年産2000万トンとなる。ベンチャー・グローバルはまた、ルイジアナ州でCP2 LNGの開発も進めており、稼働中、建設中、計画中のプロジェクトを合わせて年産1億トン超を目指す広範な戦略の一環と位置付けている。