民主党は共和党が保持していた上院議席を奪い、トランプ大統領の2期目の政策に対する明確な拒否と広く受け止められた選挙結果を経て、上院の主導権を握った。下院の勢力図は決まっていないものの、民主党は最大25議席を増やし、2009年以来最大の多数派を確保する可能性があるとみられていた。CNNとNBCは民主党が下院で過半数を獲得すると予測し、NBCは435議席のうち244議席を民主党が勝利すると見込んだ。NBCはまた、サウスカロライナ州で民主党のアニー・アンドルーズ氏が共和党のダーリーン・グラハム氏を破ると予測した。開票率86%の時点で、アンドルーズ氏が51%、グラハム氏が46.9%だった。上院の主導権が確定したため、民主党は追加の上院議席を獲得する必要がなくなった一方、ミシガン、フロリダ、サウスカロライナ、ノースカロライナ、ニューハンプシャー、ミネソタ、ジョージアなどでは接戦が続いた。出口調査では、有権者の約60%がトランプ大統領を支持しておらず、約90%が生活費を投票先を決めるうえで重要または非常に重要な要因と考え、約3分の2がトランプ大統領の政策によって経済状況が悪化したと回答した。有権者はインフレ、家計支出、ガソリン、医療、イラン戦争、トランプ大統領の個人的利益についても懸念を示した。民主党が議会を掌握すれば、トランプ大統領の事業取引、仮想通貨事業、側近を巡る調査が始まると予想されるが、民主党は3度目の弾劾手続きには限定的な関心しか示していない。ニューヨーク州ウェストチェスター郡とノースカロライナ州では、選挙結果の確定が遅れた。有権者はカリフォルニア州の億万長者税や、地域のデータセンター建設を制限する措置についても判断を示したほか、進歩派候補の実績は2028年に向けた民主党の方向性を占う可能性のある指標として浮上した。