三井物産は、27年3月期の連結純利益予想を9200億円から1兆500億円に引き上げた。上期純利益は35.7%増の5749億円となった。三菱商事は、9月までの6カ月間の連結純利益が74%増の6197億円となったことを受け、通期予想を過去最高となる1兆2000億円に、1兆1000億円から引き上げた。三菱商事は基礎営業キャッシュフローの予想も1兆2500億円から1兆3800億円に上方修正した。上期の基礎営業キャッシュフローは63%増の7281億円だった。同社は、銅価格と豪州産製鉄用石炭価格の上昇、液化天然ガス取引の増加、受取配当金、資産売却益を要因に挙げた。最大1兆円の自社株買いを承認し、年間配当予想は1株125円に据え置いた。一方、サケ養殖や海外穀物取引ではコスト上昇と事業環境の悪化を警告した。三井物産株は営業キャッシュフローが47.9%減少したことを受け、2.44%安の4797円となった。