BPは、シェルの化学品部門幹部エマ・ルイス氏を下流事業の責任者に起用した。新たな役職への就任は2027年1月4日となる。ルイス氏は直近までシェルで化学品部門のエグゼクティブ・バイスプレジデントを務め、世界の化学品事業を統括していた。2012年にシェルへ入社する前は、エクソンモービルに約13年間在籍していた。リチャード・ハーディング氏は、ルイス氏が就任するまでBPの下流事業担当暫定エグゼクティブ・バイスプレジデントを続ける。今回の人事は、シェルが化学品資産の売却を協議する中、BPが精製、燃料販売など顧客向け事業を組み合わせた2部門体制を導入している時期に行われた。2026年7月に実務上の運用を開始したBPの再編は、事業の簡素化、効率改善、意思決定の迅速化、株主還元の強化を目的としている。ルイス氏は、精製、ターミナル、パイプライン、モビリティ・コンビニエンス、航空、バイオエネルギーにまたがる事業を統括する。優先課題として、業務パフォーマンス、安全で信頼性の高い操業、持続的な株主価値を挙げている。