世界の半導体売上高は第3四半期に5177億ドルとなり、前年同期の2.5倍、前四半期比24.1%増に達した。米半導体工業会(SIA)が4日に明らかにした。四半期売上高は年初から各四半期で20%増加しており、今回初めて5000億ドルを超えた。9月単月の売上高は1726億ドルで、前年同月比146.8%増、8月比7.9%増となった。地域別では米州の伸び率が191.7%と最も高く、アジア太平洋などが141.4%、中国が124.9%、欧州が102.5%で続いた。業界関係者によると、米国の売上高急増は、ハイパースケーラーによるAIアクセラレーターと広帯域幅メモリー(HBM)の集中購入が背景にある。世界のDRAM売上高は第3四半期におよそ2000億ドルとなり、AIデータセンター需要を受けてメモリー価格が過去最高水準に上昇したことで、前年同期比369%増となった。サムスン電子はDRAM市場で売上高シェア38%を占め、首位となった。1〜9月の売上高は1兆2195億ドルを超え、前年の年間過去最高記録である7917億ドルをすでに54%上回った。今年の年間売上高は1兆6000億ドルを超えると予想されている。第3四半期のメモリー売上高は前年同期比405.7%増加した一方、コンピューティングや制御に使われるロジックチップは61.9%増だった。トレンドフォースによると、DDR5 16Gbの価格は4.8ドルから37.5ドルに上昇し、NANDフラッシュ128Gbの価格は2.92ドルから26.5ドルに上昇した。メモリー価格の上昇は韓国の経常黒字も押し上げた。韓国の経常黒字は9月に614億6000万ドル、1〜9月累計で3406億6000万ドルとなり、前年の838億9000万ドルの4倍超に達した。第4四半期にはメモリー価格の上昇ペースが鈍化するとみられるものの、上昇基調は続く見通しで、汎用DRAMの契約価格は前四半期比10〜15%上昇すると予想されている。