ソーシャルメディア上では、カザフスタンがブレバン・ハワード・デジタルを含む仮想通貨ファンドに1億ドルを投資したとの主張が出ている。しかし、報道、ファンドデータベース、規制当局の開示を調べた結果、カザフスタン政府、カザフスタン国立銀行、政府系のアレム・クリプト・ファンドによる公式確認は見つかっていない。カザフスタンは一方で、デジタル資産へのエクスポージャーを公表された形で拡大している。2025年9月には、長期投資と戦略的準備資産を目的とするアレム・クリプト・ファンドを立ち上げ、バイナンス・カザフスタンとの提携を通じてBNBトークンの取得から始めたと報じられている。これとは別に、カザフスタン国立銀行は、準備資金から3億~3億5000万ドルを上場投資信託(ETF)やハイテク企業の持ち分などの仮想通貨関連商品に配分することを検討している。トークンを直接購入する計画ではない。計画では、2026年初めまでに国の仮想通貨準備基金を5億ドルから10億ドルに拡大する案も示されている。ロンドン発祥のマクロ系ヘッジファンド、ブレバン・ハワードの仮想通貨部門であるブレバン・ハワード・デジタルは、2024年に51.3%のリターンを上げた後、2025年には30%の損失を出した。公式情報源が1億ドルという金額や具体的な運用会社を確認するまで、この投資は未確認の主張にとどまる。