ワールド・リバティ・フィナンシャルは11月6日、WLFIトークンの段階的な買い戻し計画を正式決定した。WLFIは米中間選挙以降に約8%下落し、今年の高値から70%超安の水準にとどまっている。今回の取り組みは、エコシステムの強化やガバナンス参加の拡大、長期的な関与を示す保有者への議決権集中を目的としている。議決権はトークン保有量に連動する。資金には、USD1ステーブルコインを裏付ける準備資産から得られる手数料などを充てる可能性がある。同社は第1段階の結果を検証したうえで、後続の買い戻しの範囲や規模、頻度を決定するとしており、買い戻しを一度限りではなく長期戦略の一部とする方針だ。初期の配分額、購入量、開始日、買い戻したトークンの扱いは明らかにしていない。WLFIは2025年9月の公開取引開始以降、買い戻しとバーンを実施している。最大供給量1000億トークンのうち、約32%が流通している。従来の計画では、プロトコルが保有する流動性から得られる手数料の100%を公開市場での購入に充てるとしており、この提案は99.8%の賛成で承認された。また、バーンするために約1000万ドル相当の5900万WLFIを購入した。過去に報告された市場データでは、WLFIは0.047ドル付近で取引され、1日の取引量は約1億1530万ドルだった。米中間選挙後には、その他のトランプ大統領関連トークンも軟調となった。今回のプログラムがWLFIの価格や流通供給量、ガバナンス構造に及ぼす影響は、その実施方法と実際に行われた取引次第となる。