ビットコイン・コアの開発者コーリー・フィールズ氏は11月4日、Bitcoin Developmentメーリングリストへの投稿で、「Quantum Landmines(量子地雷)」「Staked Auction(ステーク型オークション)」「Sats Auction(Satsオークション)」という3つの概念的な仕組みを示した。各設計は、フィールズ氏がqdayと呼ぶ将来の時点より前に量子安全なアウトプット形式が利用可能となり、その後に新たなコンセンサスルールが有効になることを前提としている。これらの仕組みでは、qday後に脆弱な従来型アウトプットを使用する際、完全な担保設定が必要となる。攻撃者は自分のビットコインをリスクにさらし、所有者や第三者の入札者に奪われる可能性がある。これらの仕組み自体がビットコインを量子耐性化するわけではない。Quantum Landminesはqday前のコミットメントと時間枠を使い、所有者が担保を取り戻せるようにする。一方、Staked AuctionとSats Auctionは、秘密鍵が失われている可能性がある場合に競合する入札を導入する。フィールズ氏はこの取り組みについて、少数の関係者と議論した粗い思考実験だと説明しており、BIPやコード、発動メカニズム、スケジュールはなく、ソフトフォークの設計は今後の課題として残した。