XRP Ledgerの開発者は、計画中のネイティブ・レンディングプロトコルにおける返済額の丸め処理を修正するLendingProtocolV1_2改定案を提案した。この変更では、テレスコーピング計算を用いて未返済残高と残りの返済予定を整合させ、わずかな差額の累積を防ぐ。これにより、最終返済額が丸め後のPeriodicPaymentを上回る事態を回避する。期限内の各LoanPayでは、TotalValueOutstandingを返済回数が1回少ない場合の予定額まで減額するが、上限は丸め後のPeriodicPaymentとする。条件を満たす超過返済が行われた場合、残高は修正後の予定額にリセットされる。改定案では、予定額の計算を共有のscheduledValue関数に移し、元本、利息、無利息ローンを対象とする安全策を盛り込んだ。テストでは、Legacy、CashBasis、FixedPrecisionの各ボールト、異なる改定設定、既存ローン、超過返済を対象としている。すでに1単位の丸め差が生じているローンでは、超過返済が行われるまでその差が残る可能性がある。LendingProtocolV1_2はプルリクエスト#8698で引き続き審査中であり、メインネットで有効化するには、信頼されたバリデータの80%超の支持が2週連続で必要となる。