米国大手銀行、規制当局の支援を受けステーブルコイン発行へ準備

バンク・オブ・アメリカのレポートは、GENIUS法による規制枠組みを追い風に、ステーブルコインが従来型銀行業務を変革すると予測

要約

バンク・オブ・アメリカのレポートによれば、GENIUS法によって確立された新たな規制枠組みにより、ステーブルコインは今後2~3年で従来の銀行預金や決済システムに変革をもたらすと予測されている。ステーブルコイン市場は250億~750億ドルの成長が見込まれ、米国債への需要も増加すると予想される。銀行は国内での利用については慎重な姿勢を示す一方、JPモルガンのデポジットトークンやBNYメロンのカストディサービスに見られるように、国際送金サービスの可能性を模索している。

用語解説
  • ステーブルコイン: 米ドルなどの準備資産に価値を連動させることで、安定した価値を維持するよう設計された仮想通貨の一種。
  • デポジットトークン: 預金のデジタル表現であり、ブロックチェーン取引で使用できる、多くの場合は従来の銀行システムとリンクしている。
  • 米国債: 米国財務省が政府支出を賄うために発行する債務証券であり、安全な投資先とされている。