TACEOが550万ドルのシード資金を調達、仮想通貨以外の技術展開へ

オーストリアの仮想通貨スタートアップTACEOは資金調達ラウンドを成功させ、「プライベート共有ステート」技術をさまざまな分野のプライバシー準拠アプリケーションに拡大を目指す。

WLD

要約

オーストリアの仮想通貨スタートアップTACEOは、Archetype VCをリードインベスターとし、a16z CSXなどが参加する550万ドルのシード資金を調達した。この資金は、金融、AI、ステーブルコインにおけるプライバシー準拠アプリケーションを対象に、インフラ性能と開発者ツールの改善に充てられる。TACEOの中核技術である「プライベート共有ステート」は、暗号化されたデータの協調計算を可能にし、World IDプロジェクトにおいて1400万人のユーザーの生体認証をサポートしてきた。

用語解説
  • マルチパーティ計算: 複数の当事者が各自の入力データを非公開のまま共同で関数を計算できる暗号技術。
  • coSNARKs: マルチパーティ計算とゼロ知識証明を組み合わせ、計算時のデータを保護する暗号ツール。
  • プライベート共有ステート: 暗号化されたデータセットでの安全な協調計算のためにTACEOが開発した革新的プロダクト。