北朝鮮工作員、偽IT求人で仮想通貨企業クラウドシステム突破

調査によれば、TraderTraitorを含む北朝鮮ハッカー集団が偽のIT求人を通じ主要クラウドシステムに侵入、戦術の進化に伴い2025年までに$1.6B相当の仮想通貨が盗まれる可能性がある

BTC

要約

Google CloudとWizの調査がPANewsの8月5日の報道およびDecryptの引用で明らかにしたところによると、TraderTraitor(UNC4899)を含む北朝鮮支援のハッカー集団がソーシャルメディア上で偽のIT求人を利用し、Google CloudやAWSのクラウドシステムを侵害、仮想通貨取引サーバーを乗っ取り、2025年までに約$1.6B相当の仮想通貨を盗む可能性があるとされる。彼らの戦術は2020年のJavaScriptベースのマルウェアから、オープンソースの脆弱性利用やAI生成のフィッシングメールを用いる形へ進化し、日本のDMM Bitcoinでの$305M損失事件がその一例となっている

用語解説
  • malware: コンピュータシステムに侵入し、損傷を与え、または不正アクセスを達成するために設計された悪意のあるソフトウェア
  • AI-generated phishing emails: 受信者を騙し安全性を損なう行動を引き起こすために人工知能を用いて作成されたメール
  • open source vulnerabilities: 攻撃者によって悪用される可能性のある、公開されているソフトウェアコード内の弱点