ブラジル下院は2025年8月20日に法案4501/2024の初公聴会を開催し、国際準備金の最大5%を上限とする国家ビットコイン主権戦略準備金(RESBit)の創設を提案するとともに、ブロックチェーン採用の促進を目指す。
ブラジル下院は2025年8月20日に法案4501/2024の初公聴会を開催する予定だ。連邦議員エロス・ビオンディーニが提出し、連邦議員ルイス・フィリペ・デ・オルレアンス・エ・ブラガンサが審査を要請した同法案は、ブラジルの国際準備金の最大5%をビットコインに配分する国家ビットコイン主権戦略準備金(RESBit)の創設を提案している。メリウースのディエゴ・コリングやFEBRABANのルーベンス・サルデンベルグなど業界の主要人物が参加を確認している一方、中央銀行、財務省、開発省の代表者も出席する見込みだ。準備金の多様化や提案されたデジタル通貨Drexの担保としての活用に加え、この提案には奨励策と官民パートナーシップを通じて国内のブロックチェーンと分散型台帳の教育を加速する措置が含まれており、可決された場合は180日以内に規制実施が義務付けられる。