スイ、機関投資家向けデジタル資産サービス提供のためシグナムと提携

スイス・デジタル資産銀行シグナムが、2025年7月のスイ統合とスイ財団とのパートナーシップを基盤に、機関投資家向けカストディ、取引、ステーキング、貸借対照表外保護を備えたスイ担保型ロンバード融資の提供を発表。

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要約

シグナムの公式プレスリリースによると、同行はスイブロックチェーンサービスを拡大し、機関投資家向けカストディ、現物取引とデリバティブ取引、ステーキングサービス、そして第4四半期に予定されているスイ担保型ロンバード融資などの新サービスを導入する。すべてのスイ保有資産は貸借対照表外で維持され、破産隔離構造となる。また発表では担保ポートフォリオの更新やミル・シティ・ベンチャーズによるスイ戦略強化のための5億ドルの資金調達についても言及している。

用語解説
  • 現物取引: 仮想通貨資産の即時決済による、現在の市場価格での直接取引。
  • デリバティブ取引: 原資産に基づく契約の取引で、投資家が価格変動に対するヘッジや投機を行うことが可能。
  • スイ担保型融資: スイを担保として提供される融資で、現在はロンバード融資として、デジタル資産保有を銀行の貸借対照表外に維持しながら流動性を提供するよう設計されている。