英国財務省制裁実施局は、北朝鮮のラザラスグループがリッケからの2,300万ドル相当の仮想通貨窃取を主導したと正式に非難したが、一部専門家は関与の確証に疑問を呈している。
英国財務省の金融制裁実施局(OFSI)は、北朝鮮のラザラスグループが2023年に英国登録の仮想通貨取引所リッケに対して行ったサイバー強盗事件の首謀者であると非難した。この攻撃では158BTCと2,161ETH(約2,300万ドル相当)が盗まれ、盗まれたEtherはステーブルコインDAIに交換され、ビットコインは複数のウォレットに分散された。2015年にスイスで設立されたリッケは被害利用者による法的請求により2024年3月に清算命令を受けた。イスラエルのブロックチェーン分析企業Whitestreamもラザラスの関与を裏付けており、英国を標的とする北朝鮮による過去最大規模の仮想通貨窃取となる可能性がある。ただし、一部研究者は証拠が決定的ではないと指摘している。ラザラスは2024年に発生したByBitでの15億ドル規模の詐欺やCoinDCXでの4,400万ドル流出事件にも関与している。