中国が人民元担保ステーブルコイン、ローンチのロードマップを検討

中国が人民元担保ステーブルコイン、ローンチのロードマップを検討

中国は自国通貨の世界的な利用拡大を図るため人民元担保ステーブルコインを検討しており、中国人民銀行による監督の下、香港と上海をパイロットハブとして、米国のステーブルコイン政策の動きに対応する。

TRUMP

ファクトチェック
国営メディア、金融ニュース、政府関係者に関する報道を含む複数の情報源が、中国が人民元担保ステーブルコインの発行を積極的に検討、計画、模索していることを確認している。「ロードマップ」という用語がすべての情報源で明示的に使用されているわけではないが、国営メディアが行動を促し、関係者が「このアイデアに前向きになっている」こと、テクノロジー大手企業がロビー活動を行っていること、香港でのパイロットプロジェクトの計画があることなど、総合的な証拠は、人民元のグローバル利用を促進するための進め方に関する戦略的検討が進行中であることを強く示している。
    参考1
要約

中国は人民元担保ステーブルコインの承認を検討しており、国務院が8月後半にロードマップを審査する予定。計画には中国人民銀行による規制監督、リスク管理ガイドライン、香港と上海での実施ハブが含まれる。上級指導者らは人民元国際化とステーブルコインの応用について研究し、8月31日から9月1日まで天津で開催される上海協力機構サミットでの議論が予想される。この動きは米ドル支配に対抗する取り組みを反映しており、ドル担保ステーブルコインが世界供給量の99%以上を占める一方、世界決済における人民元のシェアは6月に2.88%まで低下している。

用語解説
  • ステーブルコイン: 法定通貨などの準備資産にペッグすることで安定した価値の維持を目的として設計された仮想通貨。
  • 人民元担保ステーブルコイン: 中国人民元にペッグされたステーブルコインで、貿易や決済での利用促進と安定性提供を目的とする。
  • 国際送金: 異なる国の当事者間での資金移転取引で、効率的な決済システムが必要とされることが多い。