Legionが500万ドル調達、VanEckとBrevan Howard Digitalおよび主要取引所が支援

LegionはVanEckとBrevan Howard Digital主導で500万ドルのシード資金を確保、主要取引所も参加しEU規制に準拠したICOプラットフォーム構築へ

要約

ブロックチェーン・スタートアップのLegionは、VanEckとBrevan Howard Digitalが主導し、クラーケン、Coinbase、Crypto.comが参加するシード資金調達で500万ドルを獲得した。資金調達の枠組みは株式とトークン購入権の組み合わせであり、評価額は未公開。LegionはIPO基準をモデルに、詳細なホワイトペーパーや定期的な更新といったEU規制要件を取り入れ、詐欺防止を目的とした準拠ICOプラットフォームを開発する計画だ。

用語解説
  • ICO(Initial Coin Offering): 新しい仮想通貨プロジェクトが投資家にトークンを販売して資金を調達する手法で、伝統的市場のIPOに例えられることが多い。
  • トークン購入権: 投資家が新規発行トークンを通常より有利な条件で購入できる権利を与える契約で、資金調達ラウンドの際やその後に付与されることが多い。