
9月2日に公開された提出書類によると、ユンフェンは法定通貨への依存を減らしつつWeb3と実世界資産への転換を支援する目的でETHを購入したと述べており、アジア企業財務における仮想通貨導入の拡大を示している。
ユンフェン・フィナンシャル・グループは9月2日付の提出書類で、ETH財務準備の構築を開始するために1万ETH(約4400万ドル)を購入したと発表した。香港上場企業の同社は、この取り組みが法定通貨への依存度を下げ、Web3、実世界資産、デジタル通貨、AIへの拡張を支援するものであり、7月に発表した次世代金融インフラへの転換戦略に沿うものだと説明した。この発表を受けて株価は9.55%上昇し、3.67香港ドル(0.47米ドル)で取引を終えた。記事執筆時点でイーサリアムは4264ドルで取引され、24時間比で2.12%下落していた。シャープリンク・ゲーミングやビットマインなども同様に仮想通貨財務戦略を採用しており、この動きは広範な潮流の一部となっている。