トランプ前大統領の批判を受け、経済学者約600人が米連邦準備制度理事リサ・クックを支持

ノーベル賞受賞者を含む約600人の経済学者が署名した公開書簡によると、リサ・クックの解任を試みる動きは米連邦準備制度の独立性を損ないかねず、重大な法的ハードルに直面する可能性がある。

要約

ドナルド・トランプ前大統領が住宅ローン詐欺の疑いを理由に解任を求めたことを受け、約600人の経済学者が米連邦準備制度理事リサ・クックへの支持を改めて表明した。書簡は、米連邦準備制度理事の解任には高い法的要件が課されていると強調し、選挙で選ばれた公職者に対し米連邦準備制度の独立性を損なわないよう求めた。署名者にはノーベル賞受賞者のクラウディア・ゴールディンとポール・ローマー、前大統領経済諮問委員会(CEA)委員長のクリスティーナ・ローマー、オハイオ州立大学のトレボン・ローガン教授が含まれる。

用語解説
  • 米連邦準備制度の独立性: 米国の中央銀行が、安定的な金融政策運営のために政治的圧力から自由であるべきだとする原則。
  • 米連邦準備制度理事: 米連邦準備制度理事会(Board of Governors)のメンバーで、大統領が指名し上院が承認する。
  • 公開書簡: 重要課題に関する集団的な意見や立場を示すため、複数の個人が署名して公にする書簡。