
金融行動監視機構(FCA)によれば、この協議は仮想通貨企業に対し基準を設定し、従来の金融規制との整合を図りつつ、イノベーション、消費者保護、市場の健全性のバランスを取ることを目的としている。
英国金融行動監視機構(FCA)は、仮想通貨事業者に対する最低基準を定める協議を開始した。これは金融勧誘や金融犯罪対策にとどまらず、ステーブルコイン発行、暗号資産の保管、取引プラットフォーム運営、ステーキングなどの活動まで監督範囲を拡大するもの。提案には、業務のレジリエンス確保、金融犯罪対策システム、苦情処理の要件が含まれる。規制は比例原則で設計され、経営陣管理や外部委託には軽めの要件を課す一方、サイバー攻撃など業界特有のリスクには厳格な基準を適用する方針。今回の協議は、仮想通貨を金融サービス市場法(FSMA)の枠組みに組み込む4月の財務省草案に基づく。なお、イングランド銀行が個人のステーブルコイン保有上限を£10,000〜£20,000、企業を£10百万とする提案は、Coinbaseなど業界から批判を受けている。