
テスラ取締役会は今後10年間で最大1兆ドル相当の株式報酬計画を提示し、マスクの報酬を野心的な成長と収益性の達成に完全に連動させる方針を示した。
テスラ取締役会はCEOイーロン・マスクに対し、今後10年間で最大1兆ドルに達する株式報酬を新たに提案した。この計画では給与やボーナスは完全に廃止され、テスラの企業価値や収益性の大幅な向上といった重要な目標の達成にのみ報酬が紐づけられる。取締役会は、この仕組みはマスクのインセンティブを株主の利益と一致させることを目的としていると強調したが、その規模の大きさからマスクの収入に関する議論が再燃する可能性が高い。