仮想通貨フィッシング被害が8月に1,217万ドル超、1万5,000人以上が影響

シンガポール警察は全体のスキャム被害額減少を報告したが、仮想通貨詐欺は依然として深刻で、テザー(USDT)、ビットコイン、イーサリアムが主要事例に含まれる

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要約

シンガポール警察は、2025年前半に市民がスキャムによって約4億5,600万シンガポールドルを失ったと発表した。これは前年から6,600万シンガポールドル減少した数値である。スキャムおよびサイバー犯罪件数は前年同期比21.5%減の2万2,476件となった。仮想通貨関連スキャムは全体被害の約18%を占め、被害額は8,160万シンガポールドルに達した。主にテザー(USDT)、ビットコイン、イーサリアムが関与していた。アンチ・スキャム司令部は5,670万シンガポールドルを回収し、そのうち1,700万シンガポールドルは仮想通貨だった。さらに1億7,900万シンガポールドル相当の潜在的被害を未然に防止した。全体ではスキャム抑制に進展が見られる一方、仮想通貨関連詐欺による巨額被害はシンガポールのデジタル資産利用者の脆弱性を浮き彫りにしている。

用語解説
  • テザー(USDT): 米ドルに連動するステーブルコインで、仮想通貨市場における取引や決済によく利用される。
  • ビットコイン: 最初に登場し、最も広く認知されている仮想通貨で、分散型ブロックチェーンネットワーク上で運営されている。
  • イーサリアム: 分散型ブロックチェーンプラットフォームで、スマートコントラクトをサポートし、ネイティブ通貨としてイーサ(ETH)を持つ。