ビットコイン11万~11万2000ドルで推移、調整局面で持ち合い

長期保有者が供給を分散させる中で売り圧力が強まり、アナリストは11万ドルを維持できなければ、既に不安定な市場でさらなる下落につながる恐れがあると警告している。

BTC

要約

ビットコインは数週間にわたる乱高下を経て現在11万1711ドル前後で推移しており、アナリストが重要視する11万ドルのサポート水準を上回っている。Axel AdlerのUTXO Age Metrics分析によれば、長期保有者によるコイン分配が進んでおり、LTH Aging Velocityは-1.2%と再配分が活発化していることを示している。過去の傾向では、この動きは下押し圧力の前兆となっており、トレンドが続けば最大30万BTCが市場に流入する可能性がある。テクニカル面では11万4000ドルと11万8000ドルにレジスタンスがあり、一方で10万8000ドルに強いサポートが残る。11万ドルを維持できなければ、10万5000ドルへの深い調整に発展する可能性がある。

用語解説
  • UTXO Age Metrics: ウォレットにビットコインがどれほどの期間保有されているかを追跡するオンチェーン指標で、蓄積や分配といった投資家行動を評価するために用いられる。
  • LTH Aging Velocity: 長期保有者の供給変化を30日間で測定する指標で、経験豊富な投資家がビットコインを蓄積しているのか、それとも分配しているのかを示す。
  • Support Level: 買い需要によって下落が抑えられる価格水準で、売り圧力の局面で頻繁に試される。