
インフレ指標の伸び鈍化と新規失業保険申請の増加を受け、9月に25ベーシスポイントの利下げ観測が強まり、パウエル議長の発言や経済見通し更新に注目が集まる。
米連邦準備制度は9月会合で25ベーシスポイントの利下げを行うとの観測が、CPI・PPIの緩やかな伸びと新規失業保険申請件数の急増を受けて強まっている。米国の消費者信頼感指数は5月以来の低水準に落ち込み、一方で長期的なインフレ期待は2カ月連続で上昇した。市場は利下げ自体には大きく反応しない見通しで、パウエル議長による記者会見やドットチャートを含む経済見通しの更新に関心が集まっている。今週はカナダ、英国、日本の中央銀行による金融政策決定も予定され、世界的な政策期待を左右するとみられる。