リップルがBBVAと提携、個人向けデジタル資産カストディサービスを提供

BBVAがリップルと連携し、ビットコインとイーサリアムの機関投資家水準のカストディを提供 EUのMiCA規制を活用しスペインで仮想通貨サービスを拡大

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ETH
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ファクトチェック
この主張は証拠によって強く裏付けられている。情報源1(CoinDesk)は明確に「リップルがスペインの個人顧客向けにBBVAへ暗号資産カストディ技術を提供する」と述べており、これは主張の全ての部分を直接確認するものだ。さらに、他の複数の情報源も、リップル(またはその子会社Metaco)とBBVAグループ内のスイスやトルコを含む各組織との間でデジタル資産カストディに関するより広範な提携が存在することを裏付けており、全体的な主張の信頼性を高めている。
要約

BBVAはスペインの個人顧客向けにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のデジタル資産カストディ提供を目的として、リップルとのパートナーシップを拡大した。リップルのカストディ技術を活用し、顧客の仮想通貨保有を安全に管理する。これはトルコやスイスにおける過去の連携を基にしたもので、EUの仮想通貨市場規制(MiCA)施行を受け、欧州各国の銀行に仮想通貨サービス提供の動きを促している。リップルの技術はまた、バイナンスがスペインで顧客資産を取引所外で保管し、カウンターパーティーリスクを低減するためにも利用されている。

用語解説
  • デジタル資産カストディ: 顧客に代わって仮想通貨を安全に保管・管理し、法令遵守と盗難・損失からの保護を確保するサービス。
  • MiCA(Markets in Crypto-Assets): デジタル資産および仮想通貨サービス提供者に対し、法的明確性、消費者保護、市場監督を提供するための欧州連合の規制枠組み。
  • Ripple USD(RLUSD): リップルが発行する米ドル連動型ステーブルコイン。ニューヨーク州金融サービス局に規制された信託会社により発行され、EthereumおよびXRP Ledger上での流通供給量は7億ドルを超える。