CoreWeave、新VC部門「CoreWeave Ventures」を設立

SEC(証券取引委員会)への最新届出によると、CoreWeaveはNvidiaと総額63億ドル規模の契約を締結し、2032年まで未使用サーバー容量の購入を保証することで、インフラの安定性と長期的なAIリソースの確保を実現する。

要約

CoreWeaveはNvidiaと正式に63億ドルの契約を結び、2032年4月までにCoreWeaveが保有する未使用のコンピューティング容量をNvidiaが購入することになった。SEC(証券取引委員会)への届出によれば、この契約により、顧客需要が変動してもCoreWeaveのデータセンターが常に稼働し続けることが保証される。Nvidiaは信頼性の高いクラウド型GPUリソースを確保しつつ、CoreWeaveに対する持分も維持できる。2017年創業のCoreWeaveは2025年3月、2021年以来米国で最大規模のVC支援テックIPOを実施して上場した。現在、NvidiaはCoreWeave株2,430万株(約39.6億ドル相当)を保有している。この契約は、CoreWeaveがAIモデル学習向けのGPU基盤構築を進める中で、両社の戦略的パートナーシップをさらに強化する。

用語解説
  • GPUリソース: 人工知能モデルの学習や実行に不可欠な、グラフィックス処理装置(GPU)が提供する計算能力。
  • SEC(証券取引委員会)への届出: 企業の財務状況や事業運営の詳細を米国証券取引委員会に開示する公式書類。