
司法省の訴状で、盗まれたビットコインがオンラインカジノを経由するSIMスワップ詐欺と結びつけられ、全米で仮想通貨詐欺被害が急増する中での一斉取り締まりが浮き彫りに
米司法省は、2022年10月から2023年3月にかけてSIMスワップ詐欺で不正取得されたとされる500万ドル超のビットコインを押収するため、民事没収の訴えを起こした。検察によれば、犯行グループは被害者の電話番号を乗っ取り、認証を回避して資金を窃取。その後、複数のウォレットを経由させ、最終的にオンラインカジノのStake.com口座に集約した。捜査当局は2023年3月に少なくとも32件の資金洗浄取引を記録。この措置は仮想通貨詐欺の被害急増を背景に行われたもので、FBIのデータでは2024年の全米被害額は前年比66%増の93億ドルに達している。司法省はまた、豚バラ詐欺に関連するテザー(USDT)2億2,530万ドルを押収したと発表しており、国際的な仮想通貨犯罪ネットワーク摘発の姿勢を示している。