
Stripe傘下のBridgeから支援を受けるネイティブ・マーケッツが、ハイパーリキッドのガバナンス投票でUSDH発行権を確保。ステーブルコイン競争では技術に加え、ブランド力や提携関係が重要要因として浮上した。
ハイパーリキッドは9月15日、USDHステーブルコインの発行権をめぐるガバナンス投票を終了し、ネイティブ・マーケッツに発行権を付与した。Paxos、Agora、Ethenaが攻めた収益分配条件を提示して参入したが、Stripeとの連携や規制対応の柔軟性が評価され、ネイティブ・マーケッツが勝利。USDH準備資産はブラックロックが運用し、Superstateによってトークン化され、利回りはハイパーリキッドの支援基金とエコシステム開発に分配される。今回の導入は、預かり残高57億ドルに達するUSDC依存の軽減を目的としており、ネイティブ・マーケッツは上限付き鋳造試験から段階的にローンチ。ハイパーリキッドは8月の収益1億600万ドルを背景にスポット取引手数料を80%引き下げる準備を進めている。この争奪戦は、ステーブルコイン供給と収益をめぐる機関投資家間の競争激化を浮き彫りにした。