実物資産とステーブルコイン市場拡大、機関投資家主導にシフト

市場データでは実物資産とステーブルコインの時価総額が拡大する一方、個人投資家の参加は減少。ナスダックとシュトゥットガルト証券取引所がトークン化の取り組みを推進。

要約

実物資産(RWA)の時価総額は今週、発行主体の大幅な減少にもかかわらず着実に拡大し、市場の構造的整理が進んでいることを示唆している。ステーブルコインの時価総額も増加したが、月間アクティブアドレスは大幅に減少し、市場流動性が個人投資家から機関投資家へと移行している兆しがみられる。同時に、ナスダックは株式をトークン化するための承認をSEC(証券取引委員会)に申請しており、シュトゥットガルト証券取引所は欧州全域でのトークン化資産決済を可能にするプラットフォーム「Seturion」を立ち上げた。

用語解説
  • 実物資産(RWA): 物理的または従来型の金融資産をブロックチェーン上で表現し、オンチェーンでの取引や決済を可能にするもの。
  • ステーブルコイン: 米ドルなどの安定した資産に連動し、価格変動を最小化することを目的とした仮想通貨。
  • トークン化: 実物または従来型の金融資産の所有権をブロックチェーン上のデジタルトークンとして表現するプロセス。