
テザーによると、新たなUSATステーブルコインは即時決済とコスト効率を武器に米市場を狙い、ボー・ハインズ氏が率い、カンター・フィッツジェラルドとの提携によって支えられるという。
テザーはUSATステーブルコインの発表とともに米市場への再参入を発表し、CEOにボー・ハインズ氏を任命した。公式声明によれば、USATはカンター・フィッツジェラルドなどのパートナー支援を受け、低コストで即時決済を実現する設計となっている。パオロ・アルドイーノCEOは、2024年に137億ドルの利益を記録したことや独自の流通網を理由に、同社が上場を計画していないと説明し、競合のサークルとは異なる戦略を強調した。さらにテザーは米国内で既に50億ドルを投資しており、その中にはRumble Inc.への7億7500万ドルの出資も含まれる。これらは同社が米市場での存在感を強めていることを示している。