
ビットコイン現物ETFは2025年9月17日に5,128万ドルの流出を記録し、連続流入の流れが反転。これに対しイーサリアムETFは流出が続いた。
ビットコイン現物ETFは2025年9月17日、1週間以上ぶりに大きな流出を記録し、5,128万ドルが市場から流出した。前日9月16日には2億9,227万ドルの流入となるなど好調が続いていたが、流れが逆転した。最大の流出はFidelityのFBTCで1億1,603万ドル、次いでGrayscaleのGBTCで6,264万ドルだった。一方、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)は同日に1億4,973万ドルの流入を確保。さらに、Grayscaleの低手数料型ビットコイン・ミニ・トラスト($BTC)も2,254万ドルの流入を記録し、累計流入額は18億4,000万ドルに達した。これらの流出にもかかわらず、ビットコイン現物ETFの運用資産総額(AUM)は1,524億5,000万ドルと堅調を維持した。一方、イーサリアムETFは9月17日に189万ドルの流出を記録し、9月初旬から続く弱含みの流れが継続。FidelityのFETHが2,919万ドルと最大の流出を受けたが、ブラックロックのETHAには2,586万ドル、Grayscaleの各商品にも小規模ながら流入があった。それでもイーサリアムETFは依然として圧力下にあり、AUMは297億2,000万ドル、累計流入額は136億6,000万ドルとなっている。ビットコインETFが機関投資家の強い関心を集め堅調を保つ一方で、イーサリアムETFが苦戦を続ける状況は、両暗号資産に対する機関投資家のセンチメントの分断を浮き彫りにしている。