モネロのブロックチェーンで18ブロックの再編、118件の取引が消滅

ブロックチェーンエクスプローラーのデータによると、モネロで過去最深のチェーン再編が発生し、43分間にわたり118件の取引が無効化されたことが判明。ネットワークのセキュリティやマイニング集中化への懸念が高まっている。

XMR

要約

9月14日、モネロのブロックチェーンで史上最大規模の再編が発生し、ブロック高3,499,659から3,499,678の間の19ブロックが置き換えられ、118件の承認済み取引が消去された。この事象は約43分間続き、マイニングプールQubicがネットワークのハッシュレートの51%以上を掌握したとの報道を受け、1日当たり約10万ドルのコストでチェーンを書き換えられる可能性が指摘された。ユーザーや取引所からは取引が無効化されたとの報告が上がり、コミュニティでは分散型マイニングやChainLocks導入などの対策が議論された。混乱にもかかわらず、モネロのXMRトークンは一時7%上昇し305ドルで引け、週間・月間でそれぞれ12%と29%の上昇を記録した。

用語解説
  • ブロックチェーン再編: ブロックチェーンにおいて、既に承認されたブロックの集合が新たなチェーン分岐に置き換えられ、取引が巻き戻される可能性のある事象。
  • モネロ(XMR): 高度な暗号技術を用いて取引の秘匿性と追跡不能性を確保する、プライバシー重視型の仮想通貨。
  • 51%攻撃: 単一の主体がブロックチェーンネットワークのハッシュレートの過半数を支配し、チェーンの書き換えや二重支払いを行うことが可能になる状況。