モネロでブロック再編成、Qubicを巡る対立が再燃

モネロのブロックチェーンで過去最大規模の再編成が発生、118件の取引が無効化され36分間の巻き戻しが行われ、ネットワークの安全性とマイニング集中化への懸念が高まっている。

XMR

要約

9月14日、モネロで過去最深となる18ブロックの再編成が発生し、36分間の取引履歴が巻き戻され、118件の確認済み取引が無効化された。この再編はモネロのマイニングパワーの半数以上を掌握したQubicによって引き起こされた。この攻撃によりネットワークの信頼性に関する議論が活発化し、DNSチェックポイント導入などの防御策を求める声が上がっている。攻撃にもかかわらず、モネロ価格は一時2か月ぶりの高値まで上昇した後にやや下落し、市場の底堅さを示した。

用語解説
  • ブロック再編成: ブロックチェーン上で、既存のチェーンがより長いまたは有効な別のチェーンに置き換えられ、最近の取引が巻き戻される可能性のある事象。
  • モネロ(XMR): 高度な暗号技術を用いて安全で追跡不可能な取引を実現するプライバシー重視の仮想通貨。
  • 51%攻撃: 単一の主体がブロックチェーンのマイニングハッシュレートの過半数を支配し、チェーンの書き換えや二重支払いを行う可能性がある状況。